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まさに長寿企業らしく、会社の理念の教育がもっとも大事と考えている経営者が多いようです。内容を分けてみると、業務に直接関係することは「業務知識そのもの」「商品・製品の知識」「目標設定」「年度の経営方針」となり、合計で149でした。一方、理念のように考え方におよぶ教育については、「モチベーションの向上」「懇親」「人間関係づくり」「マナー」「一般常識」「会社の理念」で、合計は184になり、前者の1.23倍でした。もっと差が出てくるかな、と予想しておりましたが、思っていたほどではなかったので、逆に意外でした。

ということは、長寿企業でも理念教育よりも、業務に直接関係する知識、技能、スキルの研修が大事だ、と考える会社が増えてきた、と言えそうです。それは前回調査で経営の大事な要素として「技術」が浮上してきていることと、密接に関わっていると考えられます。
「会社の理念」という選択も圧倒的ではありませんでした。全体の23.2%ですから、4社に1社もない、ということです。これが思いの外少なかったことの方が、意外でありました。