長寿企業で、労働組合のある企業と無い企業には、貸借対照表へのこだわりに、何か有意な差があるかどうかを見たアンケート結果です。

これを見る限り、大きな差はないようです。あげるとすれば、流動負債に対して有る企業が3%、無い企業が11%。ここに若干の差があります。流動負債の多くは有利子負債ですから、労働組合の無い企業は、若干、有る企業よりも、有利子負債への関心が高い、と言えそうです。
一方、流動資産への関心も、無い会社のほうが6%高いようです。流動資産は現金または、1年以内に現金化できる資産のことですから、いわば手元の資金といってよいでしょう。無い会社は、手元資金の確保をより重視しており、その反対の有利子負債の多寡にも関心が高いということです。
これは労働組合の有る企業の平均社員数が509名、無い企業の平均社員数が123名ですから、企業規模にも関係がありそうです。

関心が高いのは、なんと言っても自己資本比率です。どちらも過半数を占めています。資本(資金)的に独立しているかどうか。これは労働組合の有無に関係なく、ダントツに高いと言えそうです。7%の誤差が出ていますが、59と52ですから、有意な差と言えるほどではないようです。